虹色のキャンバスについて


団体名「子どもの発達を見守る会~虹色のキャンバス~」


団体名の由来

発達に心配のある子どもの特性は一人一人違うもの。それを虹の色に例え、イベントや茶話会に来てくれた保護者の方全員で、それぞれの色を認め見守り、真っ白な「キャンバス」を虹色に染め上げたい。

また、子どもたちのこれから長い人生をキャンバスになぞり、虹色に輝くように、と親からの願いを込めて。



発足理由

①乳幼児健診等で発達の遅れを指摘され、心理士より「さっぽ」や「医療機関の受診」を勧められたが、それらに通うことで「障がい児」になってしまうのではないかという不安や、子供の支援先を決めても親の心がついていかずに置き去りになっている、という経緯により、子供の発達に関しての資格を持たない親目線で、不安や悩みを話し合う機会がより多く必要であると感じたため。

また、病院や事業所の決定についての情報共有や、病院の予約から受診まで何ヵ月も待っている保護者の不安や悩みを少しでも減らせるような相談先をつくりたいので。


②児童発達支援、放課後等デイサービスなどの事業所に通い、子供の成長も見られているが、相談しにくく、情報共有ができないことが多い。

例えば就園・就学の相談の場を設ける事業所が多いが、そこで全てを解決できるわけではない。

情報が事業所内、幼稚園内、学校内と狭い範囲でとどまりがちであるため、その壁を取り払って話をすることで相談・情報共有ができるようにする必要があるので。


③発達に遅れのある子供やそういった子供を持つ親が気兼ねなく参加できるイベントがほとんどないのが現状である。

イベントや外出先では、発達に遅れのある子供の親は周りの目が気になったり、子供が周りに迷惑をかけてしまった時に謝らなければならないことが多く、そういった子供を連れてイベント等に参加することが億劫になってしまいがちであるので、その子供たちの「特性」を知り、許容できる仲間たちでイベント企画・運営・実施することで、親子で気兼ねなく楽しめる場をつくりたいので。



目的

子供の発達に関する心配ごとや悩みをを持つ保護者の交流と、そういった子供たちも楽しめる場所をつくる。



参加対象者

・子供の発達の遅れに関する悩みを持つ保護者

・乳幼児健診等で発達の遅れを指摘されなかったが、それに対して疑問があったり不安に思っている保護者

・病院の予約から受診までの期間、発達に関する相談がしたい保護者

・病院や事業所についての情報共有がしたい保護者

◎既に中学・高校...と進学、就労まで駒を進めた子を持つ保護者(または本人)



活動内容

・茶話会をメインに(子連れあり、保護者のみあり)

・イベントの企画・運営・実施(クリスマス、ハロウィン、こどもの日など)

・公園、動物園などでのレクリエーション

・映画鑑賞

◎就園、就学、就労等の経験談会


※営利目的ではないので、活動ごとの実費相当の費用のみの徴収とする



活動方法

・活動日時

(茶話会:平日午前中)(イベント等:休日)を基本とし、ニーズにより変更していく。


・活動場所

誰もが参加しやすいように、区民センターや地下鉄沿いなどをメインに、その都度考慮する。